約600名が来場する大規模なプレス向け展示会(左)PR マネージャー 髙橋真里奈さん (右)PR ジェネラルマネージャー 種岡万里さん2000年に『MOUSSY(マウジー)』の立ち上がりからスタートし、来年で25周年を迎える株式会社バロックジャパンリミテッド。現在では『SLY(スライ)』、『AZUL BY MOUSSY(アズール バイ マウジー)』などを展開する一大アパレル企業として、国内外で独自のポジションを築いています。今回取材に対応いただいた同社のPR ジェネラルマネージャーの種岡さん、PRマネージャーの髙橋さんは、ストアのアルバイトスタッフから正社員としてプレスの職務に就き、長年同社の成長を支えてきました。現在は、年2回の大規模なプレス向け合同展示会の運営も担当されています。「以前の展示会はメディア中心でしたが、モデルやインフルエンサーの方にもお声がけをするようになって規模が拡大し、展示会の意義も変わってきました。直近の展示会でも、600名近くの方々にお越しいただくようになり、個人オーダーをされる方が多くいらっしゃいます。それをプレス部で集計管理、発送するのですが、以前はその業務だけを担当するスタッフが2名いたほど、膨大な作業でした」(種岡さん)展示会の速報値をクイックにコミュニケーションTERMINALの導入は2016年。直営店での展開が中心の同社ですが、『ENFÖLD(エンフォルド)』、『RIM.ARK(リムアーク)』など、卸も積極的に展開するブランドがTERMINALを採用したことをきっかけに、プレス向けの展示会でも活用することになったそうです。「すでに導入していたブランドの事業部から、『TERMINALがとても便利』、という話を聞いて、プレスでも導入を決めました。それまでの展示会は紙のオーダーシートに記入してもらって、こちらでエクセル入力してオーダー管理をしていたのですが、手作業で膨大な件数を処理するため、やはりミスも起こっていました」(種岡さん)「オーダーいただいた方には控えの写しをお渡しするのですが、納品の時まで保管されていなかったり、こちらで紛失してしまったりして混乱することもありました。各ブランドのアイテム数が膨大なので、TERMINALへの入力作業は確かに大変ですが、手書きの時代と比べると格段に楽になりました」(髙橋さん)展示会で目の肥えたメディアやインフルエンサーの方々がどのような商品に反応したかという情報が得られることは、同社にとっても大きな意味を持つそうです。 「特にMDの担当者は、実際の販売を考える上でも展示会中の売れ行きをとても気にしています。会期中に『どれが反応良い?』と聞かれることも多く、以前は感覚で答えていましたが、TERMINALを導入してからは、クイックレポートを使ってデータに基づいて話せるのでとても便利です」(種岡さん) また展示会後にはオーダーデータをTERMINALで集計し、各ブランドに共有しています。そのデータがシーズンの動向を考えるための指針となっており、ときには早期にリピート生産が決まることもあるそうです。発送先住所の管理もTERMINALでスムーズにTERMINALは展示会来場者、そして運営側の両方にメリットがあるとお二人は話します。「モデルやインフルエンサーの方々はすでにTERMINALのアカウントをお持ちなので、『あ、TERMINALね』とスムーズにオーダーいただけます。会場でご覧になって、家に帰ってからオーダーできるのが便利とおっしゃる方も多いですね」(髙橋さん)そして個人オーダーで一番のメリットとともいえるのは、TERMINAL上で送り先住所の管理ができる点だそうです。「これまではプレス部だけが閲覧できるエクセルで送り先の住所を管理していました。ところが移転先の情報が共有されておらず、荷物が戻ってきてしまうなどのトラブルが多々ありました。TERMINALの場合は、お客様自身が送り先住所を更新できるので、こちらで管理する必要がなくなり、そこも大きな安心感につながっています」(種岡さん)業務効率化だけでなく、さまざまなミスやアクシデントも減り、TERMINALの利便性を実感されているそうです。TERMINALでは、展示会業務の効率化をさまざまな視点でお手伝いできるよう、充実したサポート体制でサービスを提供していきます。