DEARGUESTは現在、代表の手島大介さん、営業の村澤さんと古市さんの3名体制で活動しています。スタッフは少数にもかかわらず、現在契約しているブランド数は約35ブランド。これはTERMINALを使用している会社の中でも、1社あたりの契約数は屈指の多さです。−現在のオフィスは原宿キャットストリートのビルの中。秋には国立競技場付近に移転をする予定「もうTERMINAL導入前には戻れません(笑)」営業だけでなく、展示会の運営などもサポートするなど、各ブランドと二人三脚で行う業務が多いセールスエージェント。現在35ブランドと契約するDEARGUESTがワンシーズンに携わっている展示会の数も脅威的です。−(左)メンズ・セールスマネージャーの村澤さん、(右)ウィメンズ・セールスマネージャーの古市さん「DEARGUESTの合同展示会がメンズとウィメンズで1回ずつ、そして個別のブランドの展示会が最近だと13ブランド、ワンシーズンにトータル15回の展示会をお手伝いしています。展示会はどうしても時期が重なりがちですが、さすがに週3回くらいになると仕事の精度も落ちるので、今は週2回までにさせていただいています。TERMINAL導入前は、それぞれのブランドの展示会後のオーダー集計に確実に1日かかっていましたので、それだけでもかなりの仕事量でした」(村澤さん)−メンズブランドを中心に担当している村澤寛紀さんお話を聞いているだけでもその過酷さが伝わってきますが、1年半前にTERMINALを導入してから、その業務は劇的に楽になったそうです。「それ以前は、うちが展示会オーダーのフォーマットを作ることもありましたが、各ブランドがバラバラのフォーマットだったりもして、混乱することも多かったです。書き間違いなどもあったりすると、それを後から確認したりすることも大変でしたが、TERMINALは展示会データ作成からオーダー集計、納品書作成までが流れでできるので、いろんな部分で業務負担が減りましたね」(古市さん)業務的な負担も減ったと同時に、TERMINALのシステムはバイヤーさんからも好評だと言います。「一部の大手さんは独自のフォーマットをお持ちなので、すべての方とは言えないのですが、多くのバイヤーさんも『楽になった』と言っていただきますね。管理する方もオーダーする方も楽になっていることは間違いありません」(古市さん)システム自体も直感的な操作で使いやすかったこともあり、すぐにそのシステムにも慣れたという村澤さんと古市さん。「もうTERMINAL導入前には戻れません(笑)」と二人は声を揃えます。−主にレディースブランドの営業とマネージメントを担当する古市さんプリントコストの節約、追加オーダーの業務も効率化業務的な部分だけでなく、思わぬコストが圧縮できた部分もあります。それは、かつては展示会の際に必ず作成して、バイヤーに配っていた紙のオーダーシートです。「今も展示会場で『紙のオーダーシートが欲しい』という方にはお渡ししていますが、以前は来場者に必ず紙のオーダーシートを配っていました。これくらいブランド数があって、展示会場にお越しいただくバイヤーさんの数を考えると、相当量のプリントコストを節約できたことになります。今から考えると恐ろしい量です」(村澤さん)−TERMINALのシステムで作成したオーダーシートは、出力も可能。ただし紙のオーダーシートを使う機会は激減しているそうです そして、アパレルだけでなく、定番的に生産している製品なども取り扱っているDEARGUEST。その在庫管理とオーダー受注にもTERMINALは効果的なようです。「例えば『CHET(チェット)』というヘアスタイリング剤等のヘアケアブランドもうちのクライアントなのですが、その在庫管理とバイヤーさんからの追加注文にもTERMINALは使いやすいです。在庫状況をTERMINALにアップしておけば、取引先さんにとってはECサイトのような感じで使っていただけます。わざわざ在庫状況の確認をしていただかなくても、在庫状況を見てオーダー頂けるので、お互いに業務が効率化していると思います」(村澤さん)−DEARGUESTが取り扱っている『CHET(チェット)』は、ヘアスタイリストの樅山敦さんがプロデュースし、スタイリスト / ファッションエディターの祐真朋樹さんがクリエイティブディレクターを務めているメンズ向けのヘアケアブランドリクエストに応じたアップデート「これだけブランド数が多いうちの会社は特殊だと思うのですが」と前置きしながら、古市さんはTERMINALのサポートシステムにも魅力を感じているそうです。「展示会にも顔を出してくださるTERMINALの担当の方に、『ここがこうなったらもっと使い易いです』みたいな、わがままなリクエストを言わせてもらう時もあるんですが、それがいつの間にか実装されていたりもするんです。『これは私のリクエストを聞いてくれたのかな?』って思ったり。そういう小まめなアップデートで使いやすくなっていることはありがたいですね」(古市さん)「実際僕らも使いこなせていない機能もまだまだありそうなんですよね。『こんなことできたらいいですね』と担当の方にお話しすると、『それはもう実装されていますよ』とか(笑)。僕らもスタッフを拡充したりして、業務を拡大させていきたいので、もっとTERMINALを使いこなして業務を効率化させていきたいです」(村澤さん)