自身の経験、仕事のスタイルから受け入れやすい環境だった「以前に勤めていたアパレルのメーカーではFAXやメールなどいわゆるアナログな方法で受注をしていて、卸業務の集計の大変さがわかっていたこともあり、TERMINALのようなサービスについては必要性を感じていました。また、普段から「G Suite」や「ChatWork」などのクラウドサービスを活用していることもあったので、抵抗感もなく受け入れることができました。」と話す斉藤さん。「ROARK REVIVAL」の販売管理や在庫・出荷管理についてもクラウドサービスを利用し、外出先でもいつでも確認できるようにしているようです。ROARK REVIVALのディストリビューションをおこなうPHIVE TOKYO株式会社 代表の斉藤さん元々データ管理をすることに慣れている斉藤さんは導入当初よりTERMINALの機能を巧みに使いこなすことができているようです。「展示会は年に4回開催しているのですが、毎回開催前の数日間で商品データや画像などを準備して一括登録をおこなっています。ECサイトの運営に慣れているスタッフもいるのでスムーズに完了していますね。カタログ用にあらかじめ用意している商品画像も一括で登録できるので、直前まで内容がFIXしていなくてもゆとりをもって事前準備ができています。2018秋冬から新たにスタートする「CONVERSE SKATEBOARDING +Series」でも早速TERMINALを導入しました。」捻出した時間をしっかり営業活動へ還元「ROARK REVIVALの商品は本国へ発注するGlobal lineと、弊社から工場へ生産発注をするFor Japan lineと2軸での展開となります。それらのスケジュールに合わせて展示会の日程やオーダーのデッドラインを設定していますが、TERMINALを利用することで集計作業はほぼなくなるため、受注期間を長く設定ができたり、受注データの傾向から自社EC分の発注数や、奥行きを検討するための時間を捻出することができています。その結果、全国のディーラーのみなさまに対してブランドのコンセプトや商品についての説明をしっかりおこなうことができます。そういったブランドとして本来すべきコミュニケーションに注力できる環境が整っているというのも大きな利点です。」ブランド開始当初からTERMINALを活用する前提で業務フローを構築していることもあり、スケジュール設定やデータ分析など、「コスト削減」の観点のみでなく「攻めの姿勢」で運営いただけているという部分が非常に印象的でした。ECならではの機能活用で双方の機会損失を軽減「展示会以外の時期では、在庫販売の機能を活用して追加注文をいただける機会が増えています。特に個店さんで多いのですが、いわゆる「客注」「取り寄せ」の場合は電話やメールでメーカー問い合わせをすることが必要となります。それがTERMINALでは接客中でも週末でも、WEB上から簡単に在庫の有無を確認してもらい、オーダーをしてもらうことができるので、双方に機会損失も減らせています。」TERMINALの多くの機能を活用し業務改善を実現している斉藤さんですが、あらゆる業務をさらに「クラウド化」「連携」していきたいという意向の中での機能要望もあります。