創業から続くこだわりのものづくりとブランドの歩み2007年にスタートした『フィルメランジェ』は、原料となる「わた」の選定から、糸・生地の開発、縫製までを自社で手がけ、日本製にこだわったカットソーで知られるブランド。特に人気の高いTシャツをはじめ、スウェットシャツやスウェットパンツ、ニットなどを展開しており、どのアイテムもシンプルなデザインと佇まい、そして豊かなカラーラインナップで、大人世代を中心に根強い人気を誇ります。同ブランドは以前、神宮前と自由が丘に直営店を構えていましたが、2020年に本社機能とともに麻布・広尾エリアへ移転しました。電車や車でのアクセスが決して良いとは言えない場所ながら、この「HOUSE FilMelange」を目掛けて国内外のファンが訪れます。近年はインバウンド客や海外からのリピーターも増えているそうです。「『フィルメランジェ』の製品は、基本的に動物性・植物性の天然繊維を用いた商品だと言えます。特長は生地だけでなく、通常は化繊が使われることも多い縫い糸部分にも天然繊維を用いている点です。私は以前、別のアパレル会社で『フィルメランジェ』と取引があり、個人的にも愛用していました。そのものづくりの姿勢に惹かれて入社しました」そう話すのは、1年半前に同社へ入社し、国内営業を担当する星野さん。その上司である営業部長の加藤さんは、国内営業に加えて海外営業や商品企画にも携わるなど、ブランドに深く関わる人物です。「現在『フィルメランジェ』は、直営店やECだけでなく、国内で約50数軒、海外には約10軒の卸先があります。近年はパリの展示会にも出展しているので、今後はさらに海外の取引先を増やしていきたいと考えています」(加藤さん)海外展開の拡大を後押しするシステムへの期待有限会社ビービーエーアソシエーション様がTERMINALを導入いただいたのは2年前のことです。それまでは海外のデジタルオーダーシステムを導入されていましたが、ドル建て決済のため、為替により契約料コストが変動する問題がありました。加えて、国内卸先からの進言もあり、TERMINALへ切り替えていただきました。「以前のシステムは、国内の個店さんから『操作が難しい』と言われ、使っていただけないこともありました。また、データの抽出や閲覧もしにくかった印象があります。当社の展示会は、メイン期間を1週間、予備週として2、3週間、長ければ1ヶ月程度受注することが多いのですが、TERMINALにしてからは、展示会期間中でも、どの商品にどれくらい受注があるか、どの品番やカラーにオーダーが少ないかが可視化され、分かりやすくなりました。会期の半分くらいの段階で流れを確認し、営業の方向性を修正することもできるようになりました」(加藤さん)「前職の営業職時代、TERMINAL導入以前はラインシートとエクセルをお客様にお送りし、それを手作業でまとめる形式で、集計には時間もかかり、ミスも頻発していました。TERMINAL導入時に在庫管理システムとの連携カスタムも実装したことで、受注集計だけでなく、在庫管理から出荷までの流れが非常に楽になりました。すごく助かっていたという印象だったので、この会社でもすでに導入済みと聞いて安心したんです」(星野さん)また星野さんは前職での経験から、有限会社ビービーエーアソシエーションのTERMINALのカスタマイズ内容が業務実態に照らすと利便性がやや低いことに気づき、修正を社内に提言。活用実績に基づいた星野さんの提案が、同社においてTERMINALをより効率的に運用することにも繋がりました。現在同社では国内はもちろん、海外の取引先からの受注もTERMINAL経由で行っており、以前のシステムと変わらず運用できていると加藤さんは話します。「『フィルメランジェ』を扱ってくれる海外取引先は、日本の別ブランドでTERMINALを使っていることも多く、認知も浸透しているので、案内はスムーズでした。今後、海外取引先を伸ばしていく目標においても、TERMINALは問題なく活用できそうです」(加藤さん)展示会受注を超えて広がっていく活用の可能性現在『フィルメランジェ』では、特定のディレクターを立てず、社内チームで商品を企画しています。約20年の歴史の中で生まれた銘品の数々をベースに、時代に合わせてアップデートしながら、新たな商品も生み出しています。「TERMINALを導入して丸2年が経ち、商品と展示会のデータもシステムに蓄積されてきました。そのデータを見れば、生地や型、色ごとに、過去の展示会でどれくらい受注されたかが分かるので、企画の際には過去データを参考にすることが増えました。もちろん展示会後にはそれぞれのデータは発表するのですが、みんな忘れちゃうじゃないですか(笑)。だから企画会議の際にはTERMINALを参照して話をすることが多いです。もちろん過去の数字を見て“売れるもの”だけを作るわけではないですが、それ以前はもっと感覚的にやっていたので、客観的なデータの存在は必要なんです。当初は展示会の受注をする目的でTERMINALを導入しましたが、むしろ活用の場が増えているのは、そうしたデータの参照かもしれません」(加藤さん)TERMINAL導入後は、こうしたデータに基づく商品企画への活用が増えているそうです。TERMINALでは、受注業務の効率化にとどまらず、ブランド自体の精緻化にも繋がるよう、今後もシステムの利便性を高めてまいります。他社システムからの乗り換えや、運用中のシステムにおけるご相談など、いつでもお気軽にお問い合わせください。