アウトドアからファッションまで広がった復刻の3型近年サンダル市場は拡大し、アウトドアからファッションまで、さまざまなブランドが登場しています。そんな中で、アウトドアを起点にしながら、ファッションやライフスタイルの幅広い領域で支持を集めているのが『SHAKA(シャカ)』です。セレクトショップ事業を行っていた株式会社ブルームーンカンパニーが、『SHAKA』の権利を取得したのは2013年。1990年代に販売されていた3型のサンダルを同社が復刻したことから、『SHAKA』の新たな歴史が始まりました。「『SHAKA』のオリジンとなるモデルはアウトドア由来ですが、弊社で展開するにあたり、歩行に特化した機能性寄りのものや、ライフスタイルにフィットするファッション寄りのものなどを開発しました。商品レンジも広く、アウトドア系ショップ、シューズショップ、アパレルのセレクトショップなど、分野ごとに求められるモデルが異なるのも『SHAKA』の特徴です」(佐々木さん)中でも近年「スニサン」とも略されるスニーカーサンダルは、『SHAKA』がシューズ業界の中でも早期に手がけたプロダクトのひとつです。代表モデルである"オッタートレイルAT"はブランドの中でも高い人気を誇り、現在もさまざまなショップで展開されています。手書きも独自様式も混在した受注集計の限界株式会社ブルームーンカンパニーでは、『SHAKA』のほか、ソックスブランドの『MANY MORNINGS(メニーモーニングス)』、サングラスブランドの『A.KJAERBEDE(エキアビド)』などを取り扱っており、それぞれが順調に売り上げを伸ばしています。中軸ブランドである『SHAKA』では、毎年春夏と秋冬に展示会を開催。東京本社で2週間、大阪で1週間、福岡で1週間と、トータルで約1ヶ月近い受注期間を設けています。TERMINAL導入前までは、独自のエクセルによるオーダーシートをバイヤーに配布してオーダーを募っていました。しかし取引先軒数が多いだけでなく、規模や商慣習も異なる卸先が多いことから、その集計には多くの工数を必要としていたそうです。「エクセルに入力してそのまま返送いただくところもあれば、独自フォーマットで返ってくるところ、そして手書きのファックスによるオーダーもありました。バラバラのフォーマットのものを手集計するので、時間もかかり、やはり若干のミスも発生していました」(染矢さん)特に同社営業チームに大きな衝撃を与えたのは、過去に起きた手入力やファイル共有における受注トラブルでした。データの不一致によって納品直前までエラーに気づけず、急遽対応に追われるという手痛い教訓があり、すぐにデジタルオーダーシステム(オーダーをウェブ上で受け付ける仕組み)の導入を検討したそうです。決め手は社内の基幹システムとつながることデジタルオーダーシステムの導入に際し、複数の同様のサービスがある中で同社がまず重視したのは、社内の基幹システムとの連携だったそうです。「弊社ではアラジンオフィスという基幹システムを使用しているのですが、デジタルオーダーを検討するに際し、まずはその連携や相性の部分を確認しました。同じシステムを使用している取引先がTERMINALを使用していることを知っていたので、その使い勝手を聞いたところ、『非常に便利だ』ということだったので、問い合わせました。決定に際しては、私もバイイングの業務でTERMINALを使うことも多く、使い勝手に慣れていたというのも大きいと思います」(佐々木さん)TERMINALでは株式会社アイルのアラジンオフィスとも提携しているため、株式会社ブルームーンカンパニーの基幹システムとの連携もスムーズに完了。昨年、2026年SSシーズンの展示会から本格導入されました。「TERMINALはすでに取引先の多くが使っているので、こちらが導入してもバイヤーさんに新しく覚えていただく必要がほとんどありません。『従来のオーダー方法よりもやりやすくなった』と言われることが多いです。また、営業的には速報値のデータも取り出しやすいので、展示会期間中にかなり有効活用ができています」(神谷さん)そして、オーダー状況が早めに分かることは、営業だけでなく他部署にも良いメリットがあったそうです。「たとえばPR目線では、オーダー状況のデータから『何を推すか』が明確になります。また今のお客様の気分や、どのような商品が求められているのか傾向も分かるので、翌年同シーズンの商品開発の面でも参考にしています」(佐々木さん)さらにTERMINAL導入を機に、新たに個人オーダーの受注もスタート。メディアやクリエイターを中心に多数の受注があり、これまでになかった売り上げが作れたことも嬉しい誤算だったそうです。売れ違いをなくした在庫販売の使い方株式会社ブルームーンカンパニーでは、展示会受注時だけでなく、TERMINALの「在庫販売」のシステムも活用いただいています。リアルタイムの在庫数をそのまま注文につなげられるようになり、日々のやりとりが大きく変わりました。「それまでのやり方だと、社内在庫をお客様にメールなどでお伝えしても、先にオーダーいただいたところを優先するため、『売れ違い』も多数発生していました。その連絡のやりとりはかなり大変だったのですが、TERMINALの在庫販売の機能を使うことで、リアルタイムでお客様に在庫数をお伝えすることが出来て、そのままオーダーしていただけるので、その業務も非常にスムーズになりました」(染矢さん)現在のところは同社で複数あるブランドのうち、『SHAKA』のみをTERMINALでご使用いただいていますが、今後は他ブランドでの活用も視野に入れているそうです。「レギュラーで取り扱っているブランドもそうですが、それ以外にスポットで海外から輸入するブランドもあります。TERMINALを使用すれば、そこもオーダーが伸びる可能性はあると思っているので、これから前向きに検討して行きたいと考えています」(佐々木さん)TERMINALではアパレルブランドが使用する基幹システムとの連携も重視し、常にアップデートを行なっております。自社で使用している基幹システムとの連携に関するご相談も、お気軽にお申し付けください。